更年期にお腹まわりが太りやすくなるのはなぜ?エストロゲンとの関係

2026/08/07
こんにちは、久留米市のくさば整骨院、院長の草場です。
「ヘルシーな食事を心がけているのに、なぜか下腹だけが減らない」
「若い頃と同じように食事を減らしても、体重が落ちにくくなった」
これは、40代・50代の患者様からよくお聞きするお悩みです。
健康を意識して野菜中心の食事に変えたのに、思うように体型が変わらないと、「もっと食事を減らさないといけないのかな」と考えてしまう方も少なくありません。
しかし、更年期のダイエットでは、ただ食べる量を減らすだけではなく、身体に必要な栄養をきちんと摂れているかを見直すことが大切です。
更年期とはどのような時期?
更年期とは、一般的に閉経を挟んだ前後約10年間のことで、45歳から55歳頃が一つの目安とされています。ただし、始まる時期や身体に現れる変化には個人差があります。
この時期には、女性ホルモンの一つであるエストロゲンが大きく揺らぎながら減少していきます。
エストロゲンの変化に加えて、加齢に伴う筋肉量や基礎代謝の低下、睡眠や生活習慣の変化などが重なることで、若い頃と同じ方法では体重を管理しにくくなることがあります。
脂肪のつき方にも変化が現れやすくなり、「体重はそれほど変わっていないのに、お腹まわりや下腹が気になる」と感じる方もいらっしゃいます。
ただし、これはエストロゲンだけが原因というわけではありません。食事内容や活動量、筋肉量、睡眠、ストレスなど、さまざまな要因を一緒に確認することが必要です。
「ヘルシーな食事」が野菜だけになっていませんか?
40代・50代は、健康診断の数値や生活習慣が気になり始める年代でもあります。
そのため、脂肪を避けようとして肉や魚を控え、サラダや野菜中心の食事になっている方をよくお見かけします。
もちろん、野菜を食べることは大切です。
しかし、野菜だけでは身体に必要なすべての栄養を十分に補うことはできません。
肉や魚、卵、大豆製品などに含まれるたんぱく質は、筋肉だけでなく、皮膚や髪、臓器、酵素など、身体をつくるために欠かせない栄養素です。
脂質もすべて避けるものではありません。脂質はエネルギー源になるだけでなく、身体のさまざまな働きを保つために必要な栄養素です。
「脂質を摂ったら太る」と考えて極端に避けるのではなく、魚や大豆製品なども取り入れながら、量とバランスを整えることが大切です。
更年期だから痩せられないわけではありません
更年期になると、若い頃より体重が落ちにくいと感じることはあります。
しかし、「更年期だから何をしても痩せない」ということではありません。
実際に当院へ来られる更年期世代の方も、食事の量をただ減らすのではなく、ご自身に必要な栄養や食べ方を見直すことで、少しずつ身体の変化を実感されています。
大切なのは、自己流で食事を減らし続けることではなく、今の身体に合った食事の内容を知ることです。
今日からできるワンポイントアドバイス
まずは、一日の食事を振り返ってみてください。
毎食の中に、肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質を含む食品が入っているでしょうか。
野菜だけで食事を終わらせず、たんぱく質を含む食品を一品加えるところから始めてみましょう。
脂質についても一律に避けるのではなく、魚などの食品から摂ることを意識してみてください。
ただし、持病や治療上の食事制限がある方は、自己判断で食事内容を変えず、主治医や管理栄養士の指示を優先してください。
今の身体に合う食べ方を一緒に見つけましょう
くさば整骨院では、体重の数字だけを見るのではなく、現在の食事内容や生活習慣、これまで取り組んできたダイエット方法などを確認しながら、その方に合った体重管理の方法を一緒に考えていきます。
ダイエットは、食べないことを我慢し続けるものではありません。
必要な栄養を知り、自分自身で食事を選べるようになることが、卒業後の体重管理やリバウンドの予防にもつながります。
「ヘルシーな食事をしているのに下腹が減らない」
「更年期になってから、どう食べればいいのか分からない」
そのように感じている方は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。