食べていないのに太るのはなぜ?40代・50代が見直したい食事のポイント

2026/08/22
こんにちは、久留米市のくさば整骨院、院長の草場です。
「食事の量を減らしているのに痩せない」
「野菜中心の食事にしているのに体重が変わらない」
「若い頃より食べていないはずなのに、なぜか太ってしまう」
当院へ来られる40代・50代の方から、このようなお悩みをよくお聞きします。
「食べていないのに太る」と感じている方のお話を詳しく伺うと、大きく分けて二つのケースがあります。
一つは、一回の食事量は少ないものの、空腹によって間食が増えているケース。
もう一つは、本当に食事量が少なく、身体に必要な栄養まで不足している可能性があるケースです。
今回は、「食べていないのに痩せない」と感じる方に、まず見直してほしい食事のポイントをお伝えします。
一食の量が少なくても、間食が重なることがあります
一回の食事量だけを見ると、確かに少ない方はいらっしゃいます。
しかし、食事量が少ないために十分な満足感を得られず、次の食事までに強い空腹を感じていることがあります。
その結果、お菓子やチョコレートを少しずつ食べたり、甘い飲み物を飲んだりする「ちょこちょこ食い」が増えてしまうのです。
一回の量は少なくても、一日を通して何度も重なれば、自分が思っている以上に摂っている場合があります。
本人にとっては「食事をほとんど食べていない」という感覚なので、間食や飲み物が食事の一部として意識されていないことも少なくありません。
野菜だけ、主食を極端に減らす食事になっていませんか?
40代・50代の方に多いのが、健康や体重を気にするあまり、食事が野菜だけになっていたり、主食を極端に減らしていたりするケースです。
野菜は身体に必要な食品ですが、野菜だけで食事に必要な栄養をすべて補えるわけではありません。
肉、魚、卵、大豆製品などから摂るたんぱく質や、主食、脂質なども、身体をつくり、日々の活動を支えるために必要です。
体重を減らしたいからといって、必要なものまで避けてしまうと、食事への満足感が得られず、後から甘いものや間食が欲しくなることもあります。
食事を減らすことだけを考えるのではなく、何が不足しているのかを確認することが大切です。
痩せるためにも栄養は必要です
私たちの身体は、食べたものをそのまま使っているわけではありません。
脂質などからエネルギーをつくる過程では、細胞内のミトコンドリアが関わり、さまざまな酵素や補酵素が働いています。
こうした身体の働きを支える材料も、毎日の食事から摂っています。
そのため、食事を減らせば減らすほど脂肪が燃えやすくなる、とは限りません。
本当に食事量が少なく、必要な栄養まで不足している可能性がある方には、私は「痩せるためにも栄養は必要です」とお伝えしています。
大切なのは、ただ食事量を増やすことではありません。
身体に必要なものを食事から摂りながら、間食や甘い飲み物に偏らない食べ方へ整えることです。
甘いものを我慢する前に、食事を整えましょう
「明日からお菓子を絶対に食べない」と我慢だけで解決しようとしても、食事そのものが少なすぎれば、空腹によって続かなくなることがあります。
まずは、朝・昼・夜の食事を極端に減らさず、主食、たんぱく質を含む主菜、野菜などの副菜を意識してみましょう。
食事をきちんと摂ることで満足感が得られ、結果として間食や甘いものを欲しにくくなる方もいらっしゃいます。
甘いものを減らすことだけを目標にするのではなく、甘いものに手が伸びやすくなっている食事の状態を見直すことが大切です。
今日から、食事を減らしすぎていないか確認してください
「食べていないのに太る」と感じている方に、まず取り組んでほしいのは、さらに食事を減らすことではありません。
一日の食事と間食、飲み物を振り返り、次の点を確認してみましょう。
- 食事が野菜だけになっていないか
- 主食を極端に避けていないか
- 肉、魚、卵、大豆製品などを摂っているか
- 食事が少ない反動で間食が増えていないか
- 甘い飲み物を習慣的に飲んでいないか
もし食事を減らしすぎているのであれば、さらに我慢を重ねるのではなく、必要な食事をきちんと摂ることから始めてください。
なお、本当に食事量が少ない状態が続いているのに体重が増える場合や、強い疲労感やむくみなどの不調がある場合は、自己判断だけで済ませず、医療機関へ相談することも大切です。
食べる量だけでなく、食事の中身を一緒に確認します
くさば整骨院では、単純に「もっと食べる量を減らしましょう」とお伝えするのではありません。
一回の食事量だけでなく、食事の中身、間食、飲み物、食事の時間などを確認し、なぜ体重が変わりにくくなっているのかを一緒に整理します。
「食べていないつもりなのに痩せない」
「何を食べればよいのか分からない」
「食事を減らすと、甘いものが欲しくなってしまう」
そのような方は、さらに自己流で食事を減らす前に、お気軽にご相談ください。
